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面接開始5分で合否は決まる

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面接の合否は、実は開始して5分のうちに80%が決まると言われています。部屋に入ってきたときの印象、全体的な立ち振る舞い、挨拶の仕方。こういったところを面接官は良く見ています。

 

本当の不採用理由は会社側にしかわからない

よく書類選考を通過して面接に呼ばれたにも関わらず採用されなかった。理由は「経験不足」だった、というケースがあります。書類選考の段階で経験不足なのは明らかなのだからだったら最初から呼ばなければいいのに、と不満を漏らす人もいます。

 

しかしこれは、あくまでお断りのテンプレートのようなものです。応募者に本当の理由を告げるわけにはいかないので無難な理由として「経験不足」を持ち出したということです。

 

正直に「自信なさげな態度が良くなかった」「だらしない服装が目についた」と第一印象の悪さを伝えるわけにはいきません。当然ですが実際に十分な経験があったとしても面接での印象が良くなければ採用されることはありません。

 

よく言われることの一つに、履歴書の返却があります。

個人情報が詰まっているものでもありますし、採用・不採用に関わらず応募書類を返却してほしいという気持ちもあるかもしれません。しかしあくまで履歴書は面接を受けるために「提出した」書類です。あなたが貸し出したものではありません。

 

履歴書を返してもらうことができれば、そのまま別の会社に提出できるのにという気持ちも分かりますが面接のたびに作成するようにしましょう。志望動機などは使いまわせるものではありません。使いまわせるような志望動機だとしたら、それは志望動機として不十分なのです。

 

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厳しい質問への対処法

面接で必ず聞かれます。「なぜフリーターを長くしていたのですか?」

短い期間であればフリーターだったことが特に問題にされることはありません。しかしフリーターだった期間が長くなれば当然ですが面接で突っ込みを入れられるでしょう。時として厳しい口調で問いただされることもあります。

 

なぜ、企業がフリーターだったことを重要視するのか?これにはきちんとした理由が存在しています。フリーターという生き方は責任が発生しないものです。

 

  • 「嫌になったらパッとやめて、次のバイトを探せば良い。」
  • 「いい年して定職にもつかずにプラプラしている」
  • 「現実を直視せず、将来を考えることもなく自堕落な暮らしをしている」
  • 「分不相応な夢を描き追い求めている」

 

社会とはそもそも不公平です。たとえあなたが真摯にアルバイトに励んでいたとしても、フリーターというだけで印象を悪く持っている人も多いのです。こうした印象から、会社でちょっと嫌なことがあったら無責任に放りだしてすぐに辞めてしまうのではないか?と警戒しているのです。

 

自分が至らなかったことをまずはきちんと認める

なぜ就職しなかったのか?これについては自分を正当化したり、言い訳がましくするのはタブーです。自分が至らなかったことをまずはきちんと認めてください。そして反省しているからこそ、前向きに頑張っているのだとアピールしなければいけません。

 

アルバイトをしながら就職活動していた。
アルバイトをしながら資格取得の勉強していた。

 

…と最初に言うのは、これは言い訳がましい証拠です。相手からすれば「資格取得の勉強をしていた『ので』就職できなかった」という逆の印象になります。

 

働きながら資格を取得する人は沢山います。また業務の必要性に応じて資格を取得しなければいけない場面もこれから出てくるかもしれません。そのときに「資格取得の勉強をしていたので業務がおろそかになった」は通用しません。

 

面接官が見るのは、あなたが新卒で入社していれば同僚になった年齢の社員との比較です。あなたが26歳なら26歳の社員と比較して、どのくらいスキルに差があるのか。正社員を10としたときに、あなたがどのくらいの位置にいるのかを見ています。

 

若ければ多少差が大きくても数年のうちに埋められますから問題にはなりませんが、年齢が高くなるほど差を埋めにくくなりますから乖離が大きくなればなるほど難しくなります。

 

次>>10人中8人のフリーターが驚いた。「スマホで30秒です」騙されたつもりでやってみた結果…

 

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厳しい質問をされたときこそ、あなたの印象を良くするチャンス!

長期間フリーターをやっていた場合、いざ正社員になろうとしても社会の目はなかなか厳しいものです。今までコツコツ働いてきたという職歴がある人に比べて保証となるものが何もないのですから、心象が良くないのは当然です。

 

「どうしてそんなに長期間にわたって就職活動が上手くいかなかったのですか?あなたに能力がないからですか?」、「何度もアルバイト先を変えるのは努力が嫌いで飽きっぽいからではないですか?」などと厳しいことを言われることもあるでしょう。

 

厳しいことを言われたときに、カッとなって感情的になってしまえば、気が短い、怒りっぽいと判断されてしまうだけです。

 

では、厳しい質問をされたときに、どうすれば相手の印象を良くすることができるのか?それはまず一度相手の発言を認めた上で、欠点を逆の視点から見て長所とすることです。

 

「確かにおっしゃる通りです」と一度認め、「しかし逆に考えれば〇〇という長所と考えることもできます」と切り返すのです。

 

先の質問を例にすれば、

 

「確かに私が能力不足だったため、就職活動が上手くいきませんでした。しかしアルバイト生活が長かったため比較的自由な時間が確保しやすくその結果、専門学校に通いながら資格を取得することができたのです」

 

「おっしゃるとおりです。しかし色々なことに興味を持つということが仕事上の困難な問題に立ち向かうとき、解決策の糸口となってくれたこともあります」

 

と返すのが良いでしょう。

 

面接官が見ているのは、切り返しの内容ではありません。不快な質問、言われて嫌なことに対して、あなたがどんな風に冷静に対応できるのかを見ているのです。

履歴書→面接と一貫性をもたせた回答を心がけると採用される

書類選考から面接まで、大事なのは一貫性を貫くことです。しかしこれが意外に難しいのです。

 

たとえば今まで営業販売をしていた人が、経理の仕事に転職したいと思ったとしましょう。この時「キャリアアップのために転職したい」と言ったとしましょう。

 

当然ですが面接官はこの点を突いてきます。まず、キャリアアップというのは前の仕事で培ったものを今度の仕事にも生かすための、同業種から同業種への転職に使われる言葉です。営業販売から経理というまったく違う業種への転職のばあいには「キャリアチェンジ」になります。

 

何気なく使った言葉かもしれませんが、この一貫性のなさが不採用になることがあるのです。なぜなら「キャリアアップのために、前職での仕事を当社でどのように活かせますか?」と聞かれたら説明できなくなってしまうからです。

 

例えばフリーターの人が自分の性格を「慎重で計画的な人間です」と言えば思わず爆笑する面接官が出るのではないでしょうか?計画性があるならなぜフリーターだったのですか?と思われてしまいます。

 

現在のあなたの状況がどんなものか、人それぞれ違いますが社会的な立場を客観的に認識した上で、一貫性のある志望動機、退職理由、自己PRを作り上げましょう。

 

同じように「自分を犠牲にしてでも会社に尽くす」という人は「キャリアアップのために会社を犠牲にして転職」はしませんし「この業界の仕事に興味がある」なら、業界にある程度精通していなければいけません。

 

コツコツ努力ができるなら、すでに努力をしていることをアピールしなければ上っ面、口先だけで言っているようにしか聞こえませんから印象が悪くなってしまいます。

 

何も努力家の人が、計画性のある人が、絶対にフリーターにならないという暴論を言うつもりはないのですが面接官になったつもりで、その発言を受け止めるのであれば、「謙虚な性格です」「忍耐力があります」と言う方が印象は良いでしょう。

 

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面接でのNG回答

面接を受けている時に、何気なく発した一言が面接官の心象を悪くするということがあります。

 

基本的に面接までこぎつけたということは、書類上では問題がなかったということ。見られるのは本人のやる気や人柄の良さですから、何気ない一言で印象を悪くしてしまえば「この人はうちの会社には合いそうにないな」「一緒に働きたい人材ではないな」と判断されてしまう可能性があります。

 

面接で言ってはいけない一言というのはその言葉が採用する企業側にとって都合の悪いものです。例えば「スキルを身に付けたら、将来的に独立したい」なんて言葉は端的に企業側からは受け入れられない言葉です。

 

会社は従順に働いてくれて、同僚とも上手くやってくれて、長く勤めてくれる社員を欲しがっています。ところが会社に利益をもたらせるくらいスキルが身に付いたと思ったら会社を辞めてしまうのでは、採算が取れません。

 

採用してから会社に支払った給料以上の利益を産み出すには時間がかかります。利益貢献できるようになったと思ったら辞めてしまう、そんな人材を歓迎する会社はまずいないでしょう。

 

同様に「今までどうして就職しなかったのか?」という質問も多くの場合は「正社員になれなかったから仕方なく」であると思いますが、そのまま答えるのはあまりに無能すぎます。

 

あくまで「実力不足で内定がもらえなかった。でもそれをバネにして資格を取得したり、アルバイトをしながら資金をためて専門学校に通っていた」とするのがベターです。受けたのに受からなかったから、仕方ないというのは自分を正当化していること、言い訳をしていると捉えられてしまうため避けたほうがよいでしょう。

動労環境、給与面の質問はなるべく避けよう

面接で条件面の質問をする人が稀にいますが、出来る限り避けた方が良いでしょう。条件面というのは動労環境、給与面などについてです。仕事の内容について質問することは間違っていませんので、勘違いしてはいけません。

 

労働条件については、勤務時間、勤務場所などについての質問です。8時からの始業となっていて、それを9時にしてほしいとか勤務場所が○○だけど遠いから△△の近場の事業所にしてく欲しいといったことはあまりいうべきではありません。勤務場所は面接官の方から質問があれば答える程度でいいでしょう。

 

また、給料に関しても自分から希望額を提示することは避けてください。
面接官から給料に関する質問を受けた場合は、こう回答すれば間違いないでしょう。「できれば前職と同じ程度を希望しますが、御社の規定に従います」前職と同程度というのは本音で、後者が建前となります。ただし、建前のほうが優先されることは言うまでもありません。

 

条件面の話をする人についてどうして企業が否定的な動きをするかというと、同じような人物が複数いる場合に条件面について会社の希望を受け入れてくれる人を採用すればいいだけの話になるからです。

 

条件面については聞かれたら答える程度で考えておきましょう。自分から進んで何かを提示できるほどの立場でないことを理解してください。雇用者と被雇用者は対等であるというのは建前でしかありません、条件面については多くの従業員がいる中においては完全に会社側に権限があるのです。

 

次>>【フリーター歴7年】学歴・経験・スキルなしの私が月収11万円⇒24万円(&ボーナス年2回)で底辺脱出した話

 

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