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アルバイトとして働く中で身に着けたスキルは何か?

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フリーターで職歴のない人の多くは、アルバイトをしながら何らかのスキルを身につけ、正社員としての就職を目指す形になると思います。ここで重要なのはアルバイトをしながらスキルを身に着けることです。独学でというわけではなく、アルバイトで働くという中で身に着けるスキルです。

 

ただフリーターとして働けるアルバイトで特定のスキルが身に着くかと言われると、非常に厳しいのが現実です。アルバイトは基本的にルーティンワークをすることになりますので、誰でも出来ることを行う人材として雇用されることが多いからです。

 

専門的な知識を付けるためには、レジ打ちや厨房での調理などではダメです。接客のアルバイトもあまりスキルが身に着くとは言えません。そういったルーティンワークを基本とするバイトの中には正社員登用制度があったりしますが、それはその会社でのみ使える知識でしかありません。それは目標とする正社員でないケースが大半でしょう。

 

例えば経理のアルバイトをしていて、実際に経理として就職しようと思えばどのようなアピールが必要になるか分かりますか?まず自分にどれだけ可能性があるか、そしてバイトでどんな経験をしてきたか、そして経理として行ってきた努力はどんなものがあるかなどを論理的に採用担当者に説明して理解してもらう必要があります。

 

あくまでもバイトとしての実務しかない、という前提になりますからそれが業務で活かせるかどうかの判断は採用担当者に委ねられます。未経験だけど採用してほしいと思うのであれば、そういった説明はもちろん情熱ややる気なども重要になってきます。それらが上手く組み合わさって企業側の実情にマッチすれば採用になる可能性はあります。

 

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履歴書の中身で採用確率が大きく変わる

就職活動の入り口は書類選考です。履歴書、職務経歴書などを企業に提出することから始まりますが、この書類選考を通過することが第1の関門と言われるほど難しいのです。

 

何年もの実務経験があり正社員として働いてきた人が、転職する場合は書類選考をパスしやすい傾向にありますが、フリーターのように職務経験がアルバイトしかないような場合は書類選考そのものが狭き門になってしまいます。

 

フリーターを採用している企業でも書類選考で8割近い人を不採用にすると言います。問題は履歴書をしっかりと書けていない人は面接するまでもないという判断です。それはフリーターだからという理由ではなく、以下のような書類上に不備が圧倒的に多いです。

 

  • 誤字脱字が多い
  • パソコン入力した履歴書
  • 写真を貼付していない
  • 職務経歴書が同封されていない
  • 字が汚い

 

などの問題によって面接すら受けさせてもらえないのです。そのため、フリーターであること以前の問題として不採用の烙印を押されるわけです。

 

そしてこの問題に直面しやすいのが就職経験のないフリーターです。就職するという経験がないので、何が問題で書類選考をパス出来ないのかが分からないのです。そこで陥る思考が「フリーターだから」という最悪のネガティブ思考です。

 

志望動機にしても「楽な仕事だと思ったから」とか「営業が苦手なので内勤だと出来るかなと思った」などという仕事に対するリスペクトが感じられない志望動機の場合は、書類選考をパスしても一言で不採用になってしまいます。

 

ある意味、深く考えずに発言しているところがあって好感を得られるように思えますが、やはりそこは仕事ですから、アルバイトの延長のように考えていては採用されることはありません。大事なのは経験もそうですが、人柄、やる気、考え方なども企業はチェックしているのです。

 

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就職に役立つ資格とは

就職してからの将来を有利にするためにとりあえず繋ぎでバイトを行い、スキルを身に着けてから就職するという人は目標とする職種が明確になっていて、専門学校についても的を絞りこめているので大きな問題を抱えることはありません。

 

ネックになるのはなりたい職種が明確でなく、何となくフリーターとして働きゆくゆくは正社員を目指そうという人です。そういった人にまず勧めるのは「就職に役立つ資格取得を目標とする専門学校」への入学です。

 

そんな専門学校は日本中に山のようにあるよ!っていうかもしれません。

 

そうです!資格取得を目的とした専門学校は沢山ありますから、そこから選別することになります。大事なのは資格取得したあと、その資格を元にして就職活動する職種に対して自分が適性を持っているかどうかです。資格を持っていても、それを活かすべき適正が無ければ意味がないからです。

 

どんな資格を選択すればいいのか、ポイントは3つあります

 

  1. 対象となる業界では一定数の資格保持者が必要になる事
  2. 求人数よりも資格取得者が少ない事
  3. 資格試験の難易度が高すぎず、低すぎない事

 

1に関しては法律で定められている場合が多くあります。例えば不動産業者の宅建などが該当します。従業員のうち一定の割合で宅建資格保持者がいることを法律で定めています。

 

だからと言って宅建を目指しなさいというわけではありません、他にも弁護士、司法書士、会計士、税理士、社労士などの資格があれば就職するに困ることはないでしょう。しかし、それらの資格試験は3の条件を満たしていません、難易度が高すぎてその業種で実務経験があっても合格できるとは限らないからです。

 

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未経験者歓迎と書かれている意味

企業が中途採用者に求めるのは「即戦力」で間違いありません。即戦力として使えないのに中途採用でフリーターや既卒者を採用することは、殆どないと言ってもいいでしょう。会社は学校ではありません、営利目的の団体ですから利益を上げるためには即戦力となる人材でないと意味がないのです。

 

学校であればお金を払って学ぶことが出来ますが、会社はお金をもらって仕事をする場です。だから全く知識が無い人を雇い入れるほど暇ではありません。
良く勘違いするのが求人票に記載されている「未経験者歓迎」という単語です。これが書かれている意味は未経験でも大丈夫だけど、経験している人と同じぐらいのレベルで即戦力として活躍できることが前提です。

 

間違っても「ド素人でも採用しちゃいます!」という意味ではありません。「職務経験なし」も採用するというわけではないのです。経験はないけどスキルや知識を独学なりで学んで身に着けていることが前提です。

 

中途採用なのに「会社に入ってから能力を身に着けよう」とか「上司や仲間に教えてもらおう」、「教育制度がしっかりしてるみたいだし大丈夫」などと思ってはいけません。

 

会社は教育機関ではありません、誰もあなたのことを教えている時間的な余裕はないのです。新卒社員ですら出来る限りの即戦力が求められる世の中です。中途採用となれば、尚更なのは言うまでもありません。だから、未経験者歓迎という言葉の意味を取り違えないようにしましょう。

 

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