フリーターの就職／どうしてアイツだけコネ入社できるんだ？

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コネ入社には理由がある

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あなたが公務員を目指しているなら話は別ですが、一般的に就職といえば「民間企業」へというのが一般的です。

民間企業というと株式会社や有限会社という区別もありますが、基本的に営利企業ということがあります。営利とは利益のこと。つまり会社は利益を出すための存在です。利益を出すために設立されたのが会社ですし、利益がなくては存在できないとも言うことができます。

ですから会社が採用する人材というのも会社に利益をもたらすことの出来る人材が求められます。具体的に言えばその人を採用することによってどのくらい会社に利益が発生するのか、ということです。

例えば卑怯の代名詞のように言われる「コネ入社」

その人を採用することで、親の人脈を新たに取引先として開拓できたり、親の人脈を利用して営業活動が容易になるという効果が発生するなら、それは会社にとって利益が生み出せるということになります。つまり、その人は会社に利益をもたらす人ということですから間違いなく採用の基準になるのです。

見ず知らずの人が、突然商品を買って欲しい！と言ってきてもほとんどの人は無視をするでしょう。

でもそれが親の知り合いだったら？
友人だったら？親類だったら？

まず少し話を聞いてみようと思うのではないでしょうか？
その結果、良い商品であればその場で購入を決めることもあるでしょう。会社は利益を出すための存在ですから、その人の持つ人脈も重要なポイントとなります。

そもそも会社とは不公平な世界です

確かに応募者から見れば不公平極まりない話に見えるかもしれない。たまたまお金持ちの親の元に生まれたというだけで、就職できるなんて本当の実力を評価されていないと腹が立つでしょう。しかし会社は「公平かどうか」というのをそもそも基準にしていないのです。基準は「会社に利益を出せるか」という点なのです。

では、コネが使えない人間はどうするのか？

自分が会社にいかに貢献して利益を産み出せるかをアピールする必要があります。会社に採用してもらいたい、ではなく、自分を採用すれば会社に利益があるよ。ということをアピールしなくてはいけないのです。

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就職というのは他の応募者との生き残りをかけた競争

色々な理由があってフリーターだったというのは分かります。でもなかなかこの長期的なフリーターという経歴をプラスの材料としてくれる企業は多くありません。

就職というのは他の応募者との競争でもあるのです。あなたが落ちた書類選考、あなたが落ちた面接に通った人がいるのです。ということは、あなたは他の応募者との競争に負けたということになります。その結果は粛々と受け入れるべきです。

会社は企業です。仲良しクラブではありません。お給料が払われるためには、お給料以上に会社に利益貢献をしなければいけません。会社に利益が発生していないのに、お給料を払うことは物理的にできないからです。そんなことをすればすぐに会社は倒産してしまうでしょう。つまり「頑張ったけど結果が伴わなかった」は通用しないのです。

営業は契約を取ってくるのがお仕事です。ところが１件も契約を取ってくることができなかった。「頑張ったんだからそれでいい、契約は取れなかったけど仕方ない」は通用しません。会社は営業成績がよくても悪くても給料を払わなければいけないのです。契約の取れない社員は在籍されるだけで赤字になってしまいます。

面接で言い訳がましいことを発言するというのは、会社での仕事が上手くいかなかったときにも反省して次に活かすことをせずに言い訳するのではないか？と思われてしまうのです。

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