フリーターでも就職できる職種選び。どんなのがある?

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フリーターの就職先は業種ではなく職種で絞り込む

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応募先の会社を選ぶのに、多くのフリーターは業種から絞り込みをしようとします。
それは間違っていないように見えますが、できれば業種ではなく職種で絞った方が良いでしょう。
理由は業種で絞ると沢山の企業が出てくるだけでなく、自分の条件に合う企業を探すのが大変になるからです。

 

職種で絞り込みを行えば、自ずと業種が特定されていきます。

 

例えば、営業職を希望 → 業界は何がイイかな? → 興味のある業種ってなんだろう?

 

という形で進めていくことができます。
最初から業種で絞り込みすると、応募先が偏ってしまうことにもなります。
やりたいことから、業種を絞り込んでいくとやりたいことも見えてきます。

 

とは言っても職種もかなりの数があります。
そこで沢山ある職種なかでフリーターの就職先として3つに分類してみましょう。
それ程難しい話ではありません、以下の3つの分類にすることで大雑把ながら職種に対する業界がどのようなものかを探っていくことができます。

 

  • 営業系職種
  • 技術系職種
  • 事務、管理部門系職種

 

大きく分けるとこの3つになります。
営業、技術、事務・管理です。

 

仮にもう一つ追加して4つにするとすれば、接客、販売系職種が挙げられますが、これは営業系職種として一括りにしても問題はないでしょう。
それぞれの仕事がどのようなものかを理解していくことで、本当に自分がやりたいと思える仕事をぼんやりとでも見えてくるようになります。
そうなれば、あとはその業種についてどんどん掘り下げていくことになるでしょう。

 

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フリーターの職種選び 営業系職種

やりたいことが明確でないなら、営業系職種にターゲットを絞るのが良いかもしれません。
というのも、営業職は企業の最前線で働くことになるため、さまざまなスキルを身に着けることが可能であり、後々転職を考える場合でもその幅を広げることができます。

 

営業職では折衝、事務、作業管理などのスキルが必要となります。
その上で最大の目的は利益を生み出すことにあります。

 

営業職で利益というとノルマがあり達成しなければいけないというプレッシャーを、大変な仕事だと感じる人もいるでしょう。
確かにプレッシャーに感じることはありますが、言い換えれば自分の成果が数字になって現れてくるわけです。

 

技術力を売りにするような職種では数字で成果を計るとなれば売上となるわけですが、スキルがどの程度伴っているかは数字で推し量るのが難しい職種です。
それに比べると営業系職種はそのほとんどが結果としての数字で出てくるので、何が問題なのかが分かりやすく改善ポイントを共有できるのです。

 

営業という言葉を聞いただけで毛嫌いする人がいるもの事実です。
押し売りのようなことをしないといけないのか、断られるのが分かっていて頭を下げなければいけないのかというネガティブなイメージが付いて回ります。

 

良く考えれば、押し売りのようなことをされて買おう!という人はまずいません、それは貴方も同じでしょう。
営業に大事なのは押しの強さではなく、お客さんが何を求めているかを理解し、それに最適なものを提供して問題を解決することです。

 

単なる物売りではなく、自分が提供できる中で最適なものを用意してお客さんが抱える問題を解決するのが営業職の楽しさです。

 

新規営業か、既存営業か

営業職は大きく分けると、新規営業と既存営業に分けることができます。
就職活動をしていて営業職を希望する人の多くは、既存営業を希望しますが、新規営業よりも既存営業の方が大変だということはあまり知られていません。
というのも新規営業は新しい顧客を開拓するという点で大変さはあります。
門前払いにされることもありますし、なかなか成果に繋がらないというイメージが強く、嫌な思いをするぐらいなら既に開拓している既存営業で頑張りたいと
考える人が多いからです。

 

しかし実際には新規開拓ができない人に既存営業は任せられないと言います。
玄関先で追い返されるのは、その場限りのことであって何の苦でもありません。

 

長く付き合っていかなければならない既存営業のほうが大変なのです。
新規営業は失敗しても特に怒られることなどありませんが、既存営業は失敗すれば継続的な売り上げの得意先が1つ消えることになります。

 

しかも既存営業は必ず前任者がいます。
良くも悪くも前任者と比較されるのが既存営業の特徴とも言えます。

 

前任者の方がよかったなと言われれば会社の評価は下がったことになりますし…
前任者は頼りなかったが今度は大丈夫か?と言われるとプレッシャーになりますし…
どんな営業をしてきたんだ?!と不安になるものです。

 

既存営業の方が楽だというのは応募者の勝手な思い込みでしかありません。
営業の基本は新規営業にあるのです、楽そうだからという理由で避けるのはオススメしません。

 

 

また営業にはカッコイイ名前の付いた営業がたまに求人に上がってきます。
コンサルティング営業、ソリューション営業などが該当しますが営業と名がついている以上はやることはほぼ同じだと思ってください。
名前をカタカナにするのは、その方が人材が集まりやすいからです。

 

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フリーターの職種選び 技術系職種

技術系職種と言えば、手に職がつくというイメージが圧倒的に強いでしょう。
手に職がつくというのは、自分のキャリアを形成する上で非常に分かりやすく、つぶしが利くとも言われています。
所属している会社が傾いたとしても、ある程度のスキルがあれば同業種への転職はそう難しいことではないからです。

 

そのためには日々新しい技術を学んで自分のものしていく力が必要になります。
単に勉強するだけでなく、それを活用できなければ意味がありませんし、何より求められることに応えらていくことが技術系職種では大切です。

 

よく誤解されるのが技術系職種は理系出身者でなければ務まらないという考えです。
文系は技術職に就けないのは大きな間違いです、実際にIT業界などでは文系未経験者が多数活躍しているからです。

 

IT業界では派遣形式で顧客に常駐する形式で働くことが一般的です。
そうなると普通では中々働くことのできない大企業などに常駐して働くこともあります。

 

自社ではない別の場所で自分のスキルを発揮することは、さらなるチャンスに巡り合える可能性を秘めています。
常駐先からヘッドハンティングを受けることも珍しいことではありません。

 

また未経験のフリーターでも採用されやすい技術職としてはサービスエンジニアがあります。
これは自社の製品を導入している顧客を定期的に訪れてメンテナンスや、アフターケアをするエンジニアのことで未経験者を採用して研修を受けさせて、客先を巡回する形式をとっています。

フリーターの職種選び 事務、管理部門系職種

事務・管理部門系職種は営業や技術とは違って細かな職種に分類できます。

 

事務職

事務職はその仕事内容は幅広く多岐にわたります。
受付、電話対応、資料整理、書類の作成、伝票処理など事務的な事から経理に関わることまで行います。

 

事務職と言えば、机に向かってカタカタパソコンを叩いているイメージがあり、簡単そうで自分にもできるかもしれないと思うでしょう。
実際にはワードやエクセルなどを使った資料作りのためのスキル、コミュニケーション能力、日本語スキルなどマルチにこなせる人材が求められます。

 

そして事務職の中には、医療事務、営業事務のような専門性を必要とする事務職も含まれていると思ってください。

 

総務職

総務と言えば、会社の裏方的存在のようなイメージがあるでしょう。

 

業務内容は企業によって様々となっています。
基本的には各部署が対応しきれないことを総務が行っていると思ってください。
備品調達・整理、建物の管理、防犯・防災対策、社会事業、個人情報保護、地域交流の企画立案など事務職以上に業務範囲は広くなっています。

 

中小企業などでは、総務が事務職や経理を兼任していたり人事などを任されているケースも見受けられます。
大企業になると、総務部という形の中にさらに細分化された部署に分かれているとおいうことも珍しくありません。

 

経理職

経理職は会社のお金を扱う職種で、入金、出金などを一手に管理します。
何に使ったお金なのかを明確にし、1円たりとも過不足を出さないように管理します。
また、正確性はもちろんですがお金のやり取りになるのでスピードも求められます。

 

その日の午前中までに処理しなければいけない振込みを忘れていました、では会社にとって致命的な損害を与えかねません。
また、経費などの管理も当然行っていて、会社の部署単位での経費状況を管理し、極端な支出になっている部署のチェックを行ったりもします。

 

法務職

法務職は企業活動に関わる法律問題への対処が主な仕事です。
法律は日々変化していきますので、事業に関わる部分の法律に対応していきます。

 

また従業員の労働状況を把握することも、法務職に求められます。
というのも残業時間の管理や労働基準法に抵触していないかなどはあるからです。
他には自社製品が法的な問題に抵触していないかなどもチェック管理します。

 

人事職

人事というと誰をどこに配属すると言ったイメージがあるでしょう。
もちろん評価や配属を扱うこともありますが、何より給与計算や組織で起こっている人間関係の問題などを幅広く扱っています。

 

教育、研修、採用活動なども人事職の仕事になります。
給与などの個人情報に関わる仕事なので、セキュリティなどにもシビアに対応しなければなりません。

 

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事務職のフリーター求人が少ないという現実

事務系職種のフリーター求人は営業職などに比べると少なくなっています。
というのも事務系は社員に欠員が出るなどの理由がない限りは、殆ど新人を募集する必要がないからです。
また、欠員が出たとしても経験者を優遇して採用するため、未経験者が採用を勝ち取れる可能性はますます低くなります。

 

事務職を希望するフリーターの多くは「楽そうだから」、「営業は無理だから」という消極的な理由で選んでいます。
明らかにモチベーションが低い状態にあると考えられるこれらの理由では、ただでさえ求人が少ない事務職で採用されることはないでしょう。

 

事務職を志望したフリーターの成功例を2つ事例として挙げますので、参考にしてください。

 

事例1 事務職を志望

過去に行ってきた様々な経験から、周囲をサポートすることにやりがいを感じています。
将来的に1つの業務を修得していき、自分の出来る仕事の幅を広げて社会貢献したいと考えています。

 

事例2 営業職から事務職を志望

営業として成果を出すことを目標にして仕事をしてきました。
そこで培った人とのコミュニケーション能力を事務職で活かして、営業職の人たちがより働きやすい環境づくりをこれからの目標としたく志望しました。

 

このように事務職には幅広いスキルが求められるため、過去にどのような経験をしてきたか、それをどのように事務職で活かすことができるのかを伝えましょう。
中々事務職の内定がもらえないという人は、派遣社員での実務経験を積むのも方法です。

 

そうすることで事務職の本質が見えてきますし、その後に正社員として再チャレンジするかを決める指針にもなるでしょう。

 

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