フリーターへのアドバイス その6 「やりたいことは自分で見つけるしかない」

「やりたいことが見つからない」という言い訳をする人が多いのは何故でしょうか?

就職活動していても、どんな業種にすべきか、職種は何を選べばいいのかがわからない
何となくで面接してもやりたいことが見つからないから、内定を貰って就職しても
直ぐに会社を辞めてしまったりするケースが見られるのは何故でしょう。

問題は「何でも与えられる」と考えてしまう思考回路にある

学生にありがちなのは「何かをするために必要な環境は全て与えられる」と言う思考です。

ノウハウがあって、ハウツーを教えてもらえるから学生は「成果を出す」ことができる
という教えてもらえることに慣れきっている傾向があります。
だから就職活動にしても、自分で考えることを半ば放棄した状態で臨んでしまうので
やりたいことや就職先を見つけられなくなります。

また、運よく内定を手にして就職しても、会社で「やりたいこと」が与えられないとみると
この会社は自分にあってないと判断して早期退職してしまいます。
仕事は与えられたことをするだけでなく、自分から見つけて工夫をこらして
自分なりのハウツーなりノウハウを蓄積していくスキルが求められます。

学生のようにお金を払って授業を受ける立場ではなく、お金を貰って何かを生み出す立場です。
お金を貰っている以上は、それに見合う以上の成果をださなければなりません、
それが「やりがい」だったり「やりたいこと」に繋がって行くわけです。

しかし受動的な感覚が染みついてしまっている学生にとって、能動的に動くことは
かなり難易度が高く感じるようで「挫折」を味わうことになります。
そして挫折した後も根本的な思考回路は変わっていないので、何が問題だったのかが分からず
「やりたいことが見つからない」「自分に合わない」等と言ってしまうのでしょう。

言えることは自分で動いて見つけるしかないということ

社会人になるということは、全ての結果を自分で出すしかないということです。
与えられるのではなく、自分で探して「やりたいこと」を見つけるしかありません。

モチベーションが下がるような仕事をさせるな!とか言いますけど、
モチベーションを下げているのは自分自身だと気が付かなければなりません。
モチベーションを維持するのは、他の誰でもなく自分であること
そしてそれは与えられるものではないということを理解しましょう。

やりたいことが見つからないから、フリーターをするしかないという考えが間違いです。
見つからないということは以下の3つが考えられます。

・探してない
・探そうとしていない
・探し足らない

問題の原因を第三者に委ねることで自己保身をしているから、いつまでたっても見つからないのです。
見つからないのではなく、見つける努力が不足しているのが正しい表現です。

・どこまで頑張ればいいの?
・終わりが見えないんだけど
・入社しても仕事がつまらない
・残業ばかりさせられて楽しくない
・フリーターの方が気楽

そういう考え方をまずは変えていきましょう、受動的ではなく能動的に動きましょう。
ネガティブに考えるのではなく、建設的でポジティブな考えを持ちましょう。
いつまでも学生気分でいてはいけません、与えられるのを待っていたらダメです。
気が付いたら就職もできない年齢になってしまいますよ!