フリーターへのアドバイス その7 「ハラスメントに負けるな」

フリーターとして頑張っている諸君たちに言いたいことが1つだけあります。
それは頑張れとか、そういった精神論ではなくフリーターの多くが経験しているであろう
ハラスメントに対する姿勢です。
つまり「ハラスメントに負けるな」ということです。

フリーターが受けるハラスメントには様々なものがあります。

・フリーター?自宅警備員じゃないの
・フリーターは生産性が低い
・フリーターしてて恥ずかしくないの?
・何で就職しないの?働く気はあるの?
・いつまで親のすねをかじってるつもり?
・30代でフリーターとかありえない

こういった事を言われたことのあるフリーターは多いはずです。
一見すると正論のように見えるものもありますが、これらは全て「ハラスメント」です。
就職していないことに対するハラスメントであり、1つ1つのダメージは少なくても
何度も言われ続けることで精神的に追い込まれてしまい、いつの間にか
「自分はダメ人間」というマイナス思考に捉われてしまいます。

だからこそ言いたい「ハラスメントに負けるな」と!

フリーターをしていると数えきれないほどのハラスメントを経験します。
「またか…」と軽く受け流すことができるようになるまでは、かなり時間が掛かりますし
受け流すことができる時期には根本がマイナス思考になってしまってるので、
反抗心も薄れていることでしょう。

そうなる前に知ってほしいんです。
ハラスメントを受けても以下のことを心がけましょう。

・気にしない
・自分を保つこと
・人でなしの言う事は無視する

日本社会では、フリーター=ダメ人間 という方程式が成り立っています。
多くの人がフリーターであることを社会人としての負け犬だと考えていることでしょう。

ある1点から見ればその考え方は間違っていないとも言えるのですが、
フリーター=ダメ人間だとすれば、そんなダメ人間の上に日本社会は成り立っているわけで
自己矛盾を起こしているとも言えます。

誰かがやらなければならない仕事や役割があって、その1つがフリーターなだけで
そのフリーターを否定してハラスメントをするなら、日本全体を否定していることになります。

レジ打ちのバイトを誰かがやらないと、ロボットは代わりにやってくれません。
誰かが品出しをしないと、コンビニに商品が並ぶことはありません。
引越しバイトを誰かがやらないと、手軽に引越しすることもままなりません。

ハラスメントをする理由は「只のマウンティング」です。
相手よりも自分の方が立場が上であることを、ハラスメントという形で行っているだけで
単なるマウンティングでしかありません。

そう考えるとハラスメント何て意味がないことに気が付くでしょう。
ハラスメントなど放置すればいいのです、放置した上でその人よりも上に行けばいいのです。
上に行くための方法は散々聞かされてるでしょうから、ここでは言いません。
兎に角「ハラスメントに負けるな」ということをアドバイスしたいと思います。