最低時給のアップはフリーターにとって追い風になるか?

時給がちょっとアップしても微々たるもので、追い風とはお世辞にも言えない

最低時給は昔に比べるとアップしています、20~30年前なら高校生の時給は
600円台でしたが、今は余裕で900円を超えてしまっています。

最低時給が上がるということは、同じ労働時間でも収入が上がるのでありがたい話ですが
実際には追い風と言えるほどのものではありません。
例えば、700円が800円になったとして週に4時間、5日働いたときの1週間の手取りは
時給700円で14000円
時給800円で16000円

その差は2000円となるので無視できないレベルではあるものの、
割合にすれば1.14%程度のアップであり追い風とはお世辞にも言えません。
しかも例に出したように100円近くもいきなりアップすることはありませんから、
フリーターとしてバイトで働く人にとっては大差無いと言えるでしょう。

時給アップしても1日休んだら意味がない、入れる時間を増やそう

時給がアップしても風邪を引いて熱が出れば休むことになります、
そうなると4時間分がマイナスになるので時給がアップしてもその月の収入は、
前月よりもマイナスになる可能性が高いと言えます。

時給ももちろん大事ですが、もっと大事なのはどれだけ働く時間を確保できるかです。
1日4時間のところを5時間にすることで収入は大きく変わります。
時給800円で4時間、週に5日入った場合の1週間の手取りは、
前述のように16000円ですが、これを1日5時間にすると20000円になり
差額は4000円となります。
これを1か月に換算すれば、単純5週計算で2万円の差になります。

時給アップで喜ぶのも良いのですが、休んでしまったらマイナスになることを考えれば
1日当たりの時間を増やす努力をしたほうがいいでしょう。
ただ1日4時間働いているのを、いきなり8時間にするのは体力的にも負担になるので
まずは5時間、それを6時間、5日のうち2日ぐらいは8時間にするといったように
収入を少しでも増やすための努力をしてみましょう。

正社員に比べれば単純に時給が低いから収入が少ないのは現実問題としてありますが、
避けられない現実がそこにあるなら収入を増やすには働く時間を増やすしかありません。
無理のない範囲で自分でできることを改善していってはどうでしょうか。

上がらないより上がったほうがいい時給、モチベーション維持の材料にしよう

時給アップはいきなり収入が何倍にもなるわけではありません。
しかし上がらないよりは、上がったほうがいいのは当然のことですから
モチベーションを維持するための材料にすると前向きになれます。

昨日まで800円だったものが、830円になった。
たったの30円アップかもしれないけれど、塵も積もれば山となりますし
上がるということは多少なりとも評価されていることの裏返しでもあります。
深夜時給になれば割り増しになるので、時給アップも年収レベルでみれば馬鹿に出来ません。

追い風とまでは行かなくても、働く上でのモチベーションに時給が与える影響は大きいのです。
やりがい、満足感、そういったものをモチベーションにすることは大事でしょう。
しかし最終的に満足するポイントになるのは報酬です。
報酬が少なければ生活が困窮してしまいますから、何よりも報酬が多い方がいいに決まってます。

やりがいでメシが食えるか?満足感でお腹が満たされるか?
という疑問に「YES」と答えられる人はいません。
そんなの当り前だ!と思うかもしれませんが、社会に出ると「やりがい」といったような
精神論がまかり通るケースが多々あるのです。

そうならないよう、現実問題として報酬がモチベーションに直結することを、
自分の根本的な意識として持っておくことが大事です。
やりがい、満足感といったまやかしに翻弄されてはいけません。
それらはあくまでも主観的なものであり、副産物のようなものだからです。