フリーターのブラックバイト対策。ブラックバイトに利用されず、人材不足を逆手にとるべし

美味しい話に飛びつくのではなく、じっくり考えて応募しよう

フリーターとしては時給が高く美味しいなと思える話があれば、飛びつきたくなるものです。
しかし美味しい話には、それなりの理由があることを知っておく必要があります。

  • 世の中には楽して美味しく稼げる仕事など存在しない
  • 高時給には見合った労力が必要とされる
  • 想定していないような理不尽な扱いを受けることもある

時給が高いからと働き始めたら、想像していた仕事とは全く違う内容だったり
時間外のサービス残業を強要されるといったことがあります。
払った分だけの給料の支払いが行われないといった悪質なものがあります。

これらはブラックバイトの典型なので、実際に応募するときはじっくりと考えてから
応募するようにしましょう。

例えば応募先が居酒屋の場合、平日のいずれか1日と土日の1日でいいので
実際にお店を利用してみると良いでしょう。
そこで働いている店員がどういった働き方をしているのか、特に土日の忙しい時に
少人数で回しているような様子がないかなどを重点的にチェックしましょう。

簡単な料理を注文しても出てくるまでに時間が掛かる場合は、捌けていないことになりますし
食事の途中でトイレに行ったときに店員がフロアに殆どいない場合などは、
フロア担当も駆り出されている可能性があります。

あとは実際に応募してみて、採用担当の人と話をしてみて感触をつかむ方法もあります。
土日は何名ぐらいシフトに入っているのか、など答えにくい質問をしてみましょう。
自分が実際に食事をしたときの状況と全く違う回答をするなら、採用されても
応じ無い方がいいと判断してください。

人材不足なら自分が最適だと思うところに応募すればいい

アルバイトを雇って仕事を回している業界の多くは、慢性的に人材不足です。
人材不足なので面接に行けば殆どの人が採用されると言ってもいいぐらい、
採用基準はあって無いようなものです。

そんな採用基準で集めてきた人員でどこまで回せるか?というと疑問が残りますし
そうやって採用された人は簡単に辞めてしまうので常に人が入れ替わっている状態です。

仕事をしたくて応募するのですから直ぐに辞めざるを得ない場所で働きたくはないでしょう。
できればなるべく長期で安定した収入を得たいと思うものです。
だからこそ人材不足だからという理由で安易に応募せず、自分に最適だとおもうところに
応募しましょう。

周囲が働けとうるさいからという理由で、とりあえずどこでもいいかた応募してみたら
ブラックバイトで大変な目にあってしまった。
というケースが多く見られるようになってきていますので、注意しましょう。
せっかく働くんだから気持ちよく稼ぎたいですし、働いた分が無駄になるような
ブラックバイトには近づかない方が良いに決まっています。

ブラックバイトだと気が付いたら、辞めることが一番の解決法

意を決して応募して採用されたあと、実際に働き始めたら無茶苦茶なことを
平気でやらせてくるブラックバイトだった…としたらどうしますか?

  • 働いた分だけ給料を払ってくれない
  • サービス残業を強要してくる
  • 休みを取らせてくれない
  • 希望していないシフトを組まれた
  • 体調不良でも帰らせてくれない

こんなブラックバイトだと気が付いたら、アナタはどうしますか?
お店に抗議しますか?
最初のうちは抗議したり、話し合うのもいいでしょう。
しかし多くのケースで話し合いで解決することはありません。
そもそも話し合いにならないと言った方が適切でしょう。

ブラックバイトだと気が付いたら、できるだけ早く辞めることが一番の解決法です。
辞めるという話をすれば、損害賠償や罰金といった話をするところがあると思いますが、
そんなことできるわけがありません。
また、働いた分の給料を払わないと言い切るところもあるでしょうが、そういった場合は
労働基準監督署をはじめとする公的機関に相談しましょう。

脅迫されているなら警察に駆け込むことも躊躇してはいけません。
自分を守るのは自分しかいないと思って行動しましょう、働き損にならないように
しっかりと証拠を持って対処することが大事です。
ブラックバイトで延々と搾取されるような人生を送ってはいけません。