フリーターの小さなプライドは捨ててしまえ！正社員から見たら失笑。

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「バイト」のことを「仕事」という

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フリーターはアルバイトで生計を立てています。
ですからアルバイトは「仕事」なのですが、正社員から見ると失笑ものというのが現実です。
あまりの発言に思わず吹き出してしまうようなことなのです。

なぜなら、アルバイトは「誰にでもできる作業」だからです。
ウェイトレスとして注文を聞いてお皿を運ぶのは高校生でもできます。
コンビニの店員も高校生でもできることです。

色々なアルバイトがありますが、アルバイトは基本的に誰にでもできる仕事です。
多少覚えることはあるかもしれませんが、足りなくなればすぐに補充すればいい。
ちょっと教えたら誰でもできる仕事である。
だから「アルバイトにやらせる」というのが正解です。

誰でもできる簡単な作業に、正社員分のお給料を払うのは勿体ないことです。
時給900円を払っていれば、誰にでもできる簡単な作業です。

ですから、正社員からしたら「誰にでもできる作業」を「仕事」だというのは失笑ものなのです。
「そんなプライドの高さ丸出しで仕事って言ったって、誰にでもできることじゃん」とおもうのです。

また、だからこそアルバイトは使い捨てです。
長期的に勤務して新人の教育を担当できるレベルのアルバイトは重宝されますが決して正社員として働かないか、と言われるのは結局使い捨てだからです。

重宝されるが、絶対に必要な人材ではない。
だから正社員として雇用されることはないし、辞めたからと言って仕事が回らなくなるなんてこともないのです。

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「仕事は何してるの？」と聞かれると「コンビニでバイト」とは言えずに、「販売」とか職種で答えてしまう

同窓会などで懐かしい友人たちと会った時。
「仕事は何をしてるの？」と聞かれて「コンビニバイト」とは言えずに「販売かな」と誤魔化してしまう。
曖昧な返事をする時点で、正社員から見ると惨めさがにじみでてるように見えます。

正社員で販売をしているなら…

「〇〇の化粧品カウンターで美容部員をしているよ」
「〇〇ってブランドの××店で支店長をしているの」
「〇〇の××支店でジュエリーの販売をしてるよ」
「〇〇ってディーラーで新車の営業をしてるよ」

と言えるはずだからです。

正社員にも販売業という職種は沢山あります。
その仕事に誇りを持っているからです。
誰にでもすぐに勤まる仕事ではない、自分なりに努力しているそういう自負があるから、人に話すことにもためらいはありません。

あなたも心のどこかで「コンビニの店員なんて中卒のフリーターでも勤まる」。
そんな風に仕事を見ているから恥ずかしくて誤魔化してしまうのでしょう。
アルバイトであることに肩身の狭さを感じているからでしょう。

もし、あなたが正社員になれば、そんな惨めな感覚はなくなるのではないでしょうか？

「事務の仕事をしてるよ」
「〇〇の会社で受付業務をしてるよ」
「〇〇って会社で営業をしてるよ」
「××の会社で●●の開発をしてるよ」

そんな風に回答できるようになります。

その場その場で取り繕って、曖昧に笑ってごまかすのではなく正社員を目指すほうがよほど前向きです。
正社員というのは司法試験に合格しろと言われているのとは違います。
それほど難しいものではなく、頑張れば手が届くものですよ。

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誰も聞いていないのに「夢を実現するためにフリーターになった」と語り出す。その夢いつ実現するの？

夢は実現するためにあります。実現するためには、漠然とした願望を抱くだけでは足りません。

例えば、漫画家としてデビューするのが夢なのであれば漫画を描いて新人賞などに片っ端から応募しなくてはいけません。画力が足りないなら１日１００枚でも絵を描いて、画力を向上させる必要があります。プロットを毎日５つは考えるなど、自分に目標をとして一つ一つクリアしていかなければいけないでしょう。

雑貨屋をオープンさせる夢があるなら、雑貨関連のお店で働きながら経営のノウハウを学ぶだとか、経理の勉強をするだとかそういった勉強があるはずです。

あなたは夢に近づいていますか？大学を卒業したばかりというならいざ知らず20代半ばを超えて「夢を追っている」というのは恰好いいことではありません。若いうちに夢をかなえる人は沢山いるからです。そして夢をかなえる人は相応の努力をしているのです。

夢がかなうかどうかも分からないような妄想を「夢を実現するためにフリーターになった」なんて語られても周囲はうんざりです。その夢いつ実現するのでしょうか？本気で実現させる気はありますか？

考えているだけで夢が叶うのであれば、世界中の人が夢をかなえていますし今頃億万長者になっているはずでしょう。

10歳の子供が「将来はサッカー選手になりたい」というのは微笑ましいです。しかし18歳になって、サッカー部でちょっと頑張っている程度で全国大会に出場しているわけでもスカウトが来ているわけでもないのに「将来はサッカー選手になりたい」と言ったら、「その実力で？」周囲の人はあきれ返ってしまうでしょう。
自分が同じ状況にいることを自覚しなければいけませんね。

ニートではないことを力説する

正社員から見て失笑してしまうことの一つに「ニートではないことの力説」があります。

確かにアルバイトとは言え、週に５日間、１日８時間労働をしてお給料をもらい家を出て一人暮らししているなら「ニート」ではあります。かろうじて、ですが「自立」していると言えるでしょう。親からの金銭的の援助を受けていなければ一人立ちしてると言うこともできるでしょう。

だからニートではない。確かに間違った論ではありません。ただ正社員から見ると「五十歩百歩」「目くそ鼻くそを笑う」ということなのです。

確かにアルバイトはして、親に迷惑をかけることなく暮らしている。しかし将来性がある仕事というわけではないので、いずれ行きつく先は......。という感じに受け取られてしまうのです。

今のアルバイトを10年先、20年先続けていられますか？30年先はどうですか？

今25歳なら、35歳、45歳、55歳、65歳になったときの自分を想像してみてください。同じアルバイト先でずっと働いていますか？同じ職場でなかったとしても、同じような仕事を続けますか？周囲は10代20代ばかりの年齢になって、同じような時給で年を取っても働き続けますか？

体を壊してしまったら、働けなくなってしまったら選択肢は親元へ戻るか生活保護を受けるかしかありません。ニートではなくても、ニートから完全に抜け出したわけではありません。それでニートではないからと自分より下の存在を見て、自分の方が上だとしがみつく。その姿は、滑稽ではないでしょうか？

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正社員もバイトも雇用形態が違うだけで仕事自体は同じだと思っている

あなたからしたら、今のアルバイトはアルバイトとして雇用されているけれど正社員もアルバイトも雇用形態が違うだけで、やっている仕事は同じである。しかも勤続年数が長い分、新人の正社員よりもずっと仕事ができるし会社に貢献しているし、業務の流れも完璧に把握している。そう考えているかもしれません。

確かに、そうしたケースもあるでしょう。しかしそれはかなりレアなケースです。たまたま、あなたがバイトしている先が、正社員とアルバイトの業務に区別がないブラックなのではないでしょうか？

ほとんどの企業は、末端の作業を理解させるために一時的に正社員にアルバイトのような業務をさせることがありますが、それも長期的ではなく短期間の話です。すぐにアルバイトを束ねるマネージャー的な業務に移行することになります。つまり店長／マネージャー／リーダー候補として、実務を学んでいるということです。しかしアルバイトはアルバイトのままなのです。

ほとんどの会社ではアルバイトに責任のある業務を任せません。誰にでもできる簡単な作業をアルバイトに任せ正社員には正社員にしか任せられない業務をさせます。アルバイトと正社員の間には雇用形態だけではなく行う業務、担う責任、お給料、福利厚生など大きな隔たりがあります。

狭い視野で、アルバイトだけど正社員とやってる仕事は同じだし！と言われても実際に正社員として働いている人からすれば「何もわかっていない」「あまりにも考え方が幼すぎる」と失笑されてしまうのです。

それだけ自分には実力があると考えているなら、ぜひ正社員を目指しましょう。アルバイトと言う立場に甘んじて、すっぱい葡萄理論を振りかざすよりも正社員として雇用されて、活躍しましょう。

「ブラック会社の正社員なんて最悪！」が自分がフリーターでいることの言い訳

確かにブラック企業で働くというのは大変なことかもしれません。

一人ではこなせないような無理な仕事を押し付けられる。新人にはできないような業務をやらされる。過剰なサービス残業の強要。あまりに重すぎるノルマを課される。

ブラック企業で働くと人間性が失われていきます。そんな会社で働いて酷使されるくらいならいつでも辞められるアルバイトのほうがいい。働いたら働いた分、お給料がもらえるアルバイトのほうがいい。時間が来たらきっちり帰れるアルバイトのほうがいい。ノルマのないアルバイトのほうがずっといい。

でもそれは正社員からすれば負け惜しみでしかないのです。そんな最低な条件を持ちだして、だから自分はマシだと比較してみる。「だったらブラック以外の企業に就職すればよいだけでしょう？」という風です。

手当たり次第に求人に応募するのではなく、自分が求められる人材になりきちんと企業を研究した上で就職するのであればそんな酷いブラック企業に行き当たるはずがないだろう、というものです。

仕事はどんな仕事でも、楽してお給料が入ってくるというものではありません。どんな仕事をしていても、疲れるし、大変です。お給料をもらう以上、それだけ会社に貢献しなければいけません。

その分会社はあなたを守ってくれます。厚生年金、労働保険、健康保険という形で答えてくれますし産休、育児休暇、病気による休業など保証をくれます。正社員になるというのはそういうことです。一番底辺の違法企業を見て比較してもしょうがないのです。

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「正社員はなんで偉そうなの？」と逆キレ気味に言う割には「正社員になるくらいならフリーターのままがいい」という逃げ腰

正社員になるくらいなら、フリーターのままがいい。そう逃げ腰になってしまうのは、どうしてでしょうか？

就職して、正社員として働いている人からすれば「逃げている」ようにしかみえません。口ではどんなに偉そうな、立派なことを言っていても全て机上の空論。正社員からすれば「想像を語ってないで、実際に働いてみてから言えよ」という具合です。あなたが一生懸命否定すればするほど、苦笑いが浮かんできてしまうでしょう。

フリーターのままがいいと現実に起こりうるリスクを見ないふりしてアルバイト生活にしがみついているのはまるで逃げているように見えます。

就職活動をして、面接に通らなかったら、恥ずかしいから。自分が必要とされないと自覚するのが嫌だから。自分の短所、至らないところを客観視するのが辛いから。心の奥底にはそんな心理が眠っているのではないでしょうか？「不採用」と言われることで、時分を否定されたくないから。

確かに就職活動は一筋縄ではいきません。１社受けて、すぐに内定をもらえる。入社したら周りは良い人ばかりで、自分もすぐに仕事を覚えて大活躍。上司から褒められてトントン拍子に出世していく。そんなことはまず起こりません。

今までの人生がなかなかうまく行かなかったのだとしたら今後の人生もそんなに簡単には上手くいかないでしょう。

でも本気の努力や苦労は報われます。オリンピックの金メダルのように才能と極限の努力をした上でたった一人しか実現できない夢というわけではないのです。正社員の募集は山ほどあるわけですから就職活動における努力と苦労は報われるのです。

尻ごみすればするほど就職への道は厳しくなっていくのですからできるだけ早いうちに、この壁を乗り越えてしまいましょう。

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